「ホットヨガで消費できるカロリーってどれくらいだろう?」
「他の運動と比較すると良いのかな?」
このような疑問をお持ちではないでしょうか?
ダイエットや美容に役立つと言われ、最近女性に人気のホットヨガ。痩せる、ダイエットに効果があると聞くと、実際にどの程度カロリーを消費するのか、気になりますよね。
そこで本記事では、ホットヨガで消費できるカロリーを、他の運動との比較と合わせて紹介していきます!
またホットヨガで消費カロリーを高めるコツや、消費したカロリーを無駄にしない過ごし方まで、徹底解説します。
この記事を読んで行動すれば、ホットヨガでダイエット効果を実感しやすくなるはずです!
これを書いている私はホットヨガ歴3年の管理栄養士です。実際に自身が経験した体験談や、食事と絡めたホットヨガのダイエット・栄養効果もお伝えできると思います。
ホットヨガの消費カロリーは?【1レッスン約330キロカロリー】
まず結論からお伝えします。ホットヨガ1レッスン(60分)で消費できるカロリーは約330キロカロリーと言われています。
ちなみに、食べ物で約300〜350キロカロリーのものは次のようなものです。
- ヒレカツ:310キロカロリー
- ハンバーガー:300キロカロリー
- チョコレートケーキ:352キロカロリー
このように、ホットヨガを行うことで、ヒレカツやハンバーガー、チョコレートケーキ分は消費することができます。
こう考えると結構大きいですよね!
ホットヨガと他の運動の消費カロリーを比較【ウォーキングや常温ヨガと比較】
ホットヨガの消費カロリー330キロカロリーが多いのか少ないのか、他の運動での消費カロリーと比較してみてみましょう。
ホットヨガと他の運動の消費カロリー比較表(60分実施した場合)
ホットヨガ | 330kcal |
常温ヨガ | 200kcal |
ウォーキング | 158kcal |
ランニング | 360kcal |
筋トレ | 184kcal |
水泳(クロール) | 436kcal |
テニス | 236kcal |
自転車 | 305kcal |
ピラティス | 158kcal |
上記の通りです。ここからわかることを簡単にまとめると次の通りです。
- ホットヨガは消費カロリーが多い部類に入る(水泳、ランニングの次)
- ホットヨガは常温ヨガよりも消費カロリーが多い(ホットヨガの方が1.5倍ほどカロリーを消費する9
どうでしょう。ホットヨガの消費カロリー、他の運動と比較すると悪くないですよね。
ランニングも水泳も1時間やるとなるとかなり大変です。その点ホットヨガを1時間やることは大変ではなく、むしろリフレッシュ効果もあって気持ちよく継続できます。
そういう意味でも、消費カロリーと続けやすさが抜群に高いのが、ホットヨガのメリットかなと思います!
ホットヨガスタジオごとの消費カロリー比較(LAVA、ロイブ、カルド)
「ホットヨガスタジオごとに消費カロリーの違いはあるのかな?」
この点についても調べてみました!ホットヨガスタジオのLAVA、ロイブ、カルドの3つで消費カロリーを比較すると次の通りでした。
LAVA | 300〜350キロカロリー |
ロイブ | 300キロカロリー |
カルド | 330キロカロリー |
※各社の公式サイト情報や、スタッフブログより引用
人気3社で消費カロリーを比較すると、だいたい300〜350キロカロリーに収まりました。
若干記載の差はあれど、消費カロリー観点では、どこを選んでもそこまで大差はなさそうですね!
ホットヨガスタジオを選ぶ際は、消費カロリーで比べるよりも、値段や、継続して通えそうかといったことを重視して選んだ方が良いかなと思います!
ホットヨガでカロリーを効果的に消費する3つのコツ
カロリーを効果的に消費するためにはいくつかコツがあります。
- 週2〜3回はホットヨガレッスンに参加する
- ホットドリンクや発汗バームを利用する
- 日頃から身体を温める食材を取る
上記の通りです。それぞれ解説しますね!
1. 週2〜3回はホットヨガレッスンに参加する
ホットヨガは通う回数が少ないと、十分な効果は得られにくいです。例えば月1回程度だと、基礎代謝もなかなか上がっていかないので、効果が得られないです。
その点週2〜3回ほど通うことができれば、基礎代謝が上がり、ダイエット効果を実感しやすくなります。
ホットヨガは仕事・学校前の朝の時間や、あるいは仕事・学校後の夜の時間でもできます。会社や学校近くか、あるいは自宅近くで通いやすいスタジオを見つけ、週2回は通えるようにすることが、ホットヨガで消費カロリーを高め、痩せるためのコツです。
2. ホットドリンクや発汗バームを利用する
またホットドリンクや発汗バームを活用することで、消費カロリーを増やすこともできます。
例えばレッスン前に白湯や温かいスープを飲むと、内臓が暖まりやすく、発汗作用の高まりを期待できます。
またホットヨガスタジオには、発汗を促す発汗バームが売っています。こういったバームを利用することで、皮膚に薄い膜が作られ、発汗を促すことに繋がります。
3. 日頃から身体を温める食材を取る
ホットヨガは身体を温め、基礎代謝UPや、冷え性改善にも効果があります。ですが、せっかく温めた身体が冷えてしまうと、効果が下がってしまいます。
ですから日常から身体を温めておく習慣が大切なんですよね。
その点でおすすめは身体が温まりやすい食事をとることです。生姜やにんにくは身体を温める効果が得やすいので、積極的に取っておくと良いでしょう。根菜類も同様の効果を得やすい食品です。
また冷たい飲み物を取らず、できるだけ常温に近い飲み物を取ることで、身体を冷やすことも防げます。
ホットヨガでせっかく消費できたカロリーを無駄にしないポイント
時間を作ってホットヨガのレッスンに通っても、レッスン後の過ごし方一つで、ダイエット効果を維持することも、逆に無駄にしてしまうこともあります。
ホットヨガ後に食事はすぐに食べない【1〜2時間は置いて食べる】
特に注意すべきことは、ホットヨガ後に食事をすぐ食べないことです。
ホットヨガをやったあとは、脂肪を吸収しやすい体になっています。そのタイミングでどかっと食事をしてしまうと、通常以上に脂肪をためやすくなるんですよね。
ですから、少なくとも1時間以上、できれば2時間あけて食事を取ると、ホットヨガで消費したカロリーを維持しながら、脂肪を吸収しない状態で食事を楽しめることができますよ!
ちなみに、もしどうしてもお腹が減ってしまったら、ホットヨガの後30分以内に、高タンパクのプロテインを取っておくことがおすすめです。
ホットヨガ後30分以内はプロテインを摂取する絶好のタイミングであり、かつ高タンパクのプロテインは、筋肉疲労にも役立ち、かつ空腹を満たすこともできます。ヨガ後の空腹時に特にぴったりなので、まだ取り入れていないなら取り入れることがおすすめです。
ホットヨガは手軽に楽しくカロリー消費するのに最適!
記事の内容をまとめます。
- ホットヨガの消費カロリーは約330キロカロリー(ハンバーガーやチョコレートケーキ1個分)
- 他の運動と比較しても消費カロリーは高め
- 常温ヨガよりも1.5倍ほどカロリー消費できる
- 週2〜3回ペースで通うことが大事
- ホットドリンクや発汗バームを活用すると効果的
- 身体を温めるにんにくや生姜を日頃から取るとカロリー消費しやすくなる
- ホットヨガ後1〜2時間は食事を取らないことが、カロリー消費を無駄にしないコツ
- どうしてもヨガ後に空腹になったら、レッスン30分以内にプロテインを取ることがおすすめ
上記の通りです。
ホットヨガは他の運動と比較しても、カロリー消費をしやすいフィットネスです。ランニングや水泳など、ホットヨガよりも消費カロリーが多い運動はありますが、その分負荷もかかるので、なかなか継続できない方が多いです。
その点ホットヨガは、どんな人でも楽しみながら継続でき、かつ基礎代謝を高めながらカロリーをしっかり消費していける数少ない運動です。
ダイエットはもちろん、デトックス効果や美肌効果、冷え性改善など、女性の悩みを解消しやすい運動だからこそ、ホットヨガはおすすめですよ!